強制入院の一種である精神障害者の医療保護入院の仕組みを変更することになりました。
簡単に説明すると ・精神障害者の医療保護入院の制度が以前は家族らの同意が必要であったところ、家族らが意向を明らかにしない場合でも、市町村長の同意があれば入院がさせられると変更されました。 ・精神科病院での虐待通報は義務化されました。 ・国の指定難病患者向けの医療費助成は、申請があった日を起点に助成していた制度は変更となります。 変更後は、申請に伴って必要となる診断書作成に一定の期間がかかることに配慮し、実際に重症化が始まった時点までさかのぼって助成するようになります。
強制入院についての制度変更に関し、障害者団体は不要な入院が増えるとの懸念があるが、市町村長の同意が安易に行われ入院が増加することがないよう必要な措置を講じると明記しています。